昔から人に寄り添い温めてくれる暖房器具にストーブがあります。
昔なら石油ストーブしかなく、お湯を沸かしたりトーストや餅を焼いたりしたものですが、今や進化しまくりです。
昨今では石油の匂いを嫌い、ガスや電気をエネルギーとしたものが主流になりつつあります。
今のストーブとしては主に2種類がせめぎあっています。
「ファンヒーター」と「遠赤外線ヒーター」になっています。
そこにダイソンが独自技術の「空気清浄ファンヒーター」が参入しています。
ファンヒーターの特徴
主にガス、灯油、により温めた空気をファンで送るものです。
遠赤外線より守備範囲が広く、広範囲を暖めてくれます。
ランクの高いファンヒーター、あるいは狭い部屋ならば、部屋中をカバーしてくれます。
言うなれば母親が家族全員を暖かい心で満たすようなものです。
ガスファンヒーターのメリット・デメリット
とにかく速暖です!
ファンヒーターの中では最速で暖風を送ってくれます。
最近のガスファンヒーターは乾燥しにくくなっており、燃料補給も気にせずガンガン使えます。
それ故に、ガス代が跳ね上がるリスクと、ガスホースとコンセントが同時に届く範囲にしか設置できないデメリットがあります。
またガス臭くなってくると換気が必要となってきます。
都市ガス用とLPガス用とがありますので、購入時には気を付けて下さい。
石油ファンヒーターのメリット・デメリット
暖房器具の中では断トツにコスパがいいです。
ガソリンスタンドに灯油を買いに行く手間がありますが、灯油が安いガソリンスタンドを探す楽しみはあります。
石油ファンヒーターを選ぶ人は運用コストをいかに下げるかを重視する傾向にありますので、灯油の安いガソリンスタンドを探すのも趣味として楽しめるでしょう。
昨今の石油ファンヒーターはガスファンヒーターほどではありませんが、種火を残して1分以内に温風を吹かせるものも多く出ています。
また乾燥もしにくい機能を搭載しているのも多いです。
デメリットとしては燃焼させているので、昔ほどではないにしろ、臭いが出ますので、換気が必要となるところです。

遠赤外線ヒーターの特徴・メリット・デメリット
電気をエネルギーとして暖めてくれます。
ファンヒーターと比べて立ち上がりは遅いですが、初期コスパは悪くないです。
守備範囲は狭く、遠赤外線ヒーターの周囲に特化しており、言うなれば恋人が単独の相手を熱く抱擁してくれるというとこでしょうか。
ファンヒーターと比較して安価であり、子供部屋や脱衣所、トイレなどに気軽に設置できます。
高価なものになれば、ジワジワと時間をかけてですが、部屋全体を暖めるパワーもあります。
また、電気なので安全性も高く、乾燥や換気を気にしなくていいです。
空気清浄ファンヒーター
送風機としても空気清浄機としても使える一番新しいタイプのハイブリットな暖房器具です。
ダイソンがメインとなり、そこにシャープが追随してる形です。
それゆえに三つの中で一番高価なカテゴリとなっています。
見た目もスタイリッシュでおしゃれ家電としても優れています。
また多機能なモデルが数多く出ており、一番楽しい家電とも言えます。
電気なので安全であり、冬場だけじゃなく、夏場は羽無し扇風機として活躍してくれます。
